17年ぶりに獅子舞の鼻を歩く、その3、下山する方にすれ違う
通行止めにしてあるところで上を見ると、道標が立っていました。

↑「笹ヶ峰」という道標が出ていて、ここからいよいよ本格的に登るようです。

道が登りになってますね。
今まではトラバース道ばかりだったのですが、いよいよ本気を出さないと・・・

道の両側に枯れたササが見えています。
17年前に歩いた時はきっと青々としたササだったんでしょうね。
石鎚山系も東からだんだんにシカが入ってきてますね。

↑荒れた雰囲気がする尾根道。

オオカメノキが咲いていました。
ブナ帯に育つ木だそうで、ブナがあればたいてい見かけます。

ヒメシャラは芽吹きの姿も美しいですね。

登ってはいますが、その前に歩いた玉取山や大登岐山の登りに比べると、ちゃんとした道があるだけでも歩きやすいです。

↑存在感のあるヒメシャラ
尾根道を登り始めてしばらくしたら、こんな早い時間だというのに、上から下りてくる人がいました。
なんでも、獅子舞から上は強風が吹いていて危ないので、引き返してきたそうです。
そういえば、大永山トンネル周辺も風が強くて、この分なら稜線は風が相当強いんだろうなとは思ったのでした。
けど、その後、山麓はトラバース道ばかりで、山の陰になっていたので風を感じなかったようです。

西に見えるのはチチ山~沓掛山の吊り尾根。

↑9時25分、またまた下山してくる単独男性とすれ違いました。お話を聞くと、神奈川から来られた方で連休中に石鎚から赤石山系まで足を伸ばしたかったけど、強風なのでここで下りますとのこと。笹ヶ峰の稜線はとても寒くて吹き飛ばされそうだったとか。稜線には行ったらダメですよとまで言われてしまいました。
皆さんそうおっしゃるので、私たちもこれは上までは行けそうもないですね。

↑チチ山が見えてる?

花月の良いオオカメノキ。

ミツバテンナンショウが出てきたと思ったら・・・・

辺りは苔むした岩がゴロゴロした場所です。
まるで日本庭園?
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