アサマリンドウ花盛りの伊予富士と瓶ヶ森林道花散策、その5、リンドウ、シラヒゲソウ、イワギクかなと思う花、白花のレイジンソウ、その他
いつもなら、山歩きもまずまず歩いた後で花散策するのでせわしないですが、この日はお昼には山歩きが済んだのでのんびり散策でした。
石鎚山系にはリンドウとアサマリンドウの2種類のリンドウが咲きますが、不思議なことに伊予富士から東ではアサマリンドウしか見たことがないです。瓶ヶ森や石鎚ではリンドウもアサマリンドウも咲くようです。
両方が咲くところでは両者の自然交配種であるイセリンドウと思われる花も、去年、見かけました。
↑林道沿いの山側の崩落防止ネットの中で咲いているリンドウが健気でした。
↑岩場で咲いているリンドウは花の大きさと茎の長さがほぼ同じぐらいで高山植物風でこれがまた可愛かったです。
かと思えば、苔の中で咲くアサマリンドウも散策で見かけました。
↑思いがけない場所で,こんなキクを見ました。
近寄れなかったので、これ一枚しか撮ってないのですが、シロヨメナよりもかなり頭花が大きいです。
これはもしかしたらイワギクだったのかなと思っています。
シラヒゲソウは訪問時期が遅かったので、もう終わっているかと心配しましたが、何とか咲いていました。
ただ薄暗い場所なのと、まだ朝のうちだったのとで、ちゃんと撮れてないですね。
近付いてしばらくして白花のレイジンソウだとわかりました。
林道沿いにはレイジンソウは少ないと思うのですが、よりによって白いレイジンソウに会うとは驚きです。
シコクブシは丁度見ごろのようでした。
↓白いレイジンソウをアップしたついでに、2015年に見た白いシコクブシをアップしてみます。
白花のシコクブシはその後見ていませんので,盗掘されたのかもしれません。
↑珍しいですよね。
↓こちらはこの9月に林道沿いで見た普通のシコクブシです。
↑この色がいちばんポピュラーだと思います。
↑オオバショウマも見られました。
↑花期が長いハガクレツリフネです。
こちらも花期が長いキツリフネですが、さすがに果実ができていました。
アキチョウジは草刈りに遭ってない株は大きいですね。
↑リンドウとシオガマギクの可愛いツーショット。
↑シロヨメナとアキチョウジ、シコクフウロのお花畑状態。
散策が終わって、山を下ってからもこんな花が見られました。
カラスノゴマの黄色い花が咲き始めていました。
その前の週に、香川の山地でヒガンバナを見たばかりでしたが、この日はまとまって咲くヒガンバナを見ました。
やはり1週ごとに秋が進むのが見られますね。
この日はまだ明るいうちに帰宅することができましたが、瓶ヶ森林道の植生のすばらしさをしみじみ感じました。
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