平家平ってこんなに素晴らしい場所だったの?その4、アオハダの果実もちょっと久しぶりで見ました
階段の道を登ると、ほんの少し下りがあって、その後は尾根を登るような感じです。
尾根道は自然林の道でもありました。
↑アオハダの果実を初めて見たのは稲叢山でのことでした。
稲叢山に近い平家平は、やはり食性も似ています。
たいていは落葉してしまった後に、赤い実が目立つので、紅葉見物などで行った砥石権現などでも果実はよく見ています。
今の時期は青い葉っぱがまだまだたくさんあって、気を付けて見ないと見つけられません。
気持ちの良い自然林の尾根を歩いていきます。
自然林の林床にはササが生い茂っていて、山はやはりこうでなければねとRさんと話しながら登っていきます。
↑11時11分、地図中にある分岐迄登ってきました。
この分岐は足谷登山口へと下る道のようですが、棒が斜めにかけられていて通行止めのようにしてありました。
実際はyamapなどでもこの道を登っている人もいるようで、決して歩けない道ではなさそうですが・・・
登山口を出発して1時間は経っているので、いいところがあれば休憩しようと言いながら登っていたのですが、この分岐のちょっと上で休憩することにしました。
何しろ、笹原に突入したら急坂らしいので、お腹に何か入れておかなくては登れません。
11時14分に休憩開始して15分ほど休みました。
↑再び、自然林の道を登り始めます。
と言っても、この辺りは緩やかな登り道です。
↑11時50分を過ぎたころ、いよいよ笹原に差し掛かりました。
寒風山の登りとちょっと感じが似ていますね。
笹原に入ってもアサマリンドウがあちこちで咲いていて、大喜びしました。
これはアカバナイタドリかな。
登山道沿いのササは刈ってくれてあるのですが、アサマリンドウは上手に残してくれているようです。
登るにつれて、周囲の山々が見えてきました。
↑12時6分、伊予富士の向こうに石鎚が見えてきました。
その後数分登っただけで今度は瓶ヶ森まで見えてきました。
筒上も見えていて、この日はまさに大展望でした。
↑登ってきた尾根が見えています。
春にはあの尾根にアケボノのピンクが見えるんでしょうか。
人の頭が見えてきたので、あそこが山頂のようです。
東の方角には二ツ岳も見えてきた・・・・
12時20分、ほぼ山頂に着きました。
目の前に石鎚山系の縦走路があります。
↑15年ぶりに平家平の山頂を踏みました。
先ずは西に見える冠山や笹ヶ峰、石鎚方面を眺めます。
続いて、これは石鎚山系より北に位置する赤石山系。
いつもは東赤石や西赤石~平家平を眺めてばかりで、こちらからあちらを眺めるなんて、すごく珍しいことなのです。
山頂には私たちより一足先に登って行かれた高松の女性3人が休憩されていました。
お話してみたら、いつもRさんのHPをご覧になってくれているそうで、話が弾みました。
高松のアウトドアショップ主催のツアーにも良く行かれているそうで、山仲間のKさんもよくご存じらしいです。世間は狭いものですね。
↑山頂からも一足先に下山される高松の女性3人を見送ります。
それにしても、平家平からの眺め、素晴らしすぎますね。
石鎚方面は午後になったらガスが湧いてきました。
こちらは高知のどのあたりが見えているんでしょう?
どこかの海岸線と太平洋が見えています。
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