恒例の比婆山行き、今回は吾妻山に足を伸ばす、その3、初めての大膳原
池ノ段山頂周辺は草原でしたが、少し下るとブナ林へと変わります。
ここから次に向かう御陵や烏帽子山辺りはブナ林になっていて、特に御陵はブナの純林が見られます。
↑案の定、少し下ったら、辺りはブナ林になってきました。
↑10時50分、立烏帽子山へと向かうトラバース道の分岐に差し掛かりました。
帰路はここからトラバース道を歩く予定ですが、今からは左に曲がって御陵へと向かいます。
ヤマシグレ…これは蕾なんでしょうか?
11時23分、管理センターへの分岐を通過。
比婆山連峰は管理センターを囲むように稜線が連なっており、あちこちから管理センターへのエスケープ道があります。
緩やかな登りを登って、11時26分、御陵へと着きました。
↑比婆山というプレートが置かれていて、早速、Rさんが手に取りました。
ここがいわゆる比婆山なのですが、日本神話においてイザナミが葬られたと記される地のこととされているので、この山を御陵と呼ぶようです。
小さな祠の向こうに鎖で囲まれた場所があり、ここがいわゆる御陵です。
私たちもここで軽く休憩を取りました。
御陵を11時40分に出発したら、すぐにヤマジノホトトギスが咲いていました。
こちらはコバノフユイチゴ。
もう赤い果実が実っているんですね。
御陵の下りは、これまた緩やかな下りで、↑中にはこんな平坦地もあります。
↑11時59分、「大膳原への近道」と記された道標のところまで来ました。
大膳原へは烏帽子山山頂付近からの分岐を行くものと思っていた私はちょっとびっくりしました。
今までこの道は何度も歩いているけど、この分岐には気づいてなかったのです。
これで思ったより少し早く吾妻山へと行けそうです。・・・とその時は思ったのですが・・・・
しばらくへ緩やかな下り道を下ります。
赤いウエアの方は御陵の下りで少しお話をした方で、薬剤師さんをされているそうで薬草の話を少しさせていただきました。
大膳原への下りの途中でツルニンジンが咲いていて、Rさんが大喜びでした。
今季お初だそうです。
ツルニンジンの後はツルリンドウ・・・
またまたツルニンジンが出てきて・・・・いったいどこまで下るの?というほど、どんどん下っていきますが、花が咲いているので苦になりません。
かなり下ったようで、しまいにはミゾソバが咲いていました。
そろそろ最低鞍部かな?
12時21分、「馬木 越原」という分岐の道標を通過します。
馬木とか越原という地名は島根県の地名で、これは島根側への下り道のようです。
辺りにはゲンノショウコも咲いていて、かなり下ったような雰囲気。
この辺は標高1000mほどのようです。
↑吾妻山についての説明板もありました。
これも山裾の花という感のあるゴマナが咲いています。
↑ツゲの木に絡んだ見事なツルリンドウ
大膳原はススキの草原でした。
向こうに、吾妻山のなだらかな山頂が見えます。
今からあれを登るんですね。
ススキの中にタムラソウが咲いています。
比婆山周辺はタムラソウが多いです。
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