恒例となった晩夏の四国カルスト散策、その1、道中の景色も秋を感じる

お盆もほぼ終わった8月第4週末は台風も過ぎ去り、まずまずのお天気みたいです。

その前の週は久々の縦走で、山を満喫しましたが、高知の山仲間の方のお話では四国カルストの花が今年は綺麗に咲いているそうです。8月末になると、見ごろを過ぎるのでは?とのことなので、急遽、四国カルスト散策にしました。

カルスト散策なら、膝が悪くて山登りを止めているPさんもご一緒できそうです。それに、この前の石鎚行きで連絡が取れるようになったTさんもお誘いできそうです。何しろ四国カルストは香川から遠いので、遠出散策はガソリン代高騰の今となっては乗り合わせて行って、楽しみたいですね。風景写真をメインに撮られているとばかり思っていたTさんは小さな花もお好きなんだということを、つい最近知ったばかりです。

決行日は8月19日の土曜日に決めました。

高松のRさん以外は香川の西の方に住んでいる人ばかりなので、大野原某所に集合としました。

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↑この日のカルスト高原の眺め。

遠くに見えている山は大川嶺とか笠取山でしょうか。私はまだ足を踏み入れてない山域です。

さて、当日はゆっくり目の6時半に集合としました。

車出しはいちばん若いRさんが引き受けてくださいました。

道中もPさんが久々に一緒なので、話が弾み、あっという間に須崎インターで下ります。

女性3人のおしゃべりの渦に巻き込まれてしまった、唯一の黒一点のTさん、さぞうるさいと思われたことでしょうが、お許しを。

途中、道の駅布施坂に立ち寄ったら、まだ朝の8時というのに、観光バスが停まっていて観光客がいて驚きました。いつもならこの時間帯、この道の駅でほかの人を見かけることなんてほぼあり得ないのですが・・・・TVのらんまん効果なのか高知はどこも賑わっているようです。

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↑いつも車を停めて眺めるオミナエシの咲く場所です。

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今年は時期が少し遅いので、見ごろは過ぎていましたが・・・・

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シュウメイギクが今年もすでに咲いていて、いつものことながら開花の早さに驚きます。

我が家のシュウメイギクなんて、まだ蕾なんて見えるか見えないほどの大きさです。

標高の差と言ってもここはまだ標高500mぐらいだと思うのですが、朝夕の冷え込みが違うんでしょうか。

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ついでにその辺りを歩いてみると、シュウカイドウが咲いていました。

山地に行くとシュウカイドウはあちこちで咲いてますね。

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これはノシランのようです。

再び車上の人となり、進みます。

津野で国道389号に乗り換えたら、後は山間部を四万十川の支流に沿って走ります。

ここからはのどかな景色が広がります。

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↑道から橋の上の七夕飾りがみえたので、もう一度車を停めます。

↑の川は四万十川の支流で北川というらしいですが、台風絡みの雨で水量豊富な川の中でアユ釣りをされる方が見えます。

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道端には秋の花ノコンギクも咲きだしていました。

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お飾りは、雨に打たれて短冊などが傷んでいます。飾りのコオニユリやオミナエシなども傷んでしまい哀れげな風情ですが、わらで作った馬?だけはしっかりしていました。

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この辺りは稲刈りはまだまだのようなので、去年の稲わらで作られているようです。

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↑2015年8月9日に来た時の画像です。

旧暦の七夕祭りなんですね。

7月7日の七夕さえろくろくしなくなった私には、こういう風習を今も伝えている高知の山間部の集落は好ましく思えます。

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↑久々に参加されたPさんも熱心に撮影されてます。

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バックの棚田風の田んぼの周囲は石積みで囲われていて、この石積みも小さめの石が使ってあり、とても綺麗です。

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↑田んぼの中にはオモダカの白い花が咲いていました。

田んぼの雑草なのでしょうが、香川の水田では見たことがないです。

この後は、県道48号をどんどん登り、四国カルストを目指します。

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9時半ごろには元の天狗荘横の駐車場に着きました。

お盆も過ぎたし、ここはドライブや散策で来る人ばかりなので、午前中は駐車場もまずまず空いています。

驚いたのは、散策路入り口にこの一年のうちに↑綺麗なトイレが完備していました。

以前はソフトクリームなど買って、天狗荘(今は星降るビレッジ)のトイレをお借りしていたのですが、登山者には有難いことですね。

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↑トイレの対面には木でつくられた休憩所?炊事棟?までできていて、休憩にはぴったりですね。

この近くにはロッジやログハウスもあるので、その方たちの炊事場所にもなってるのでしょう。

高知は「らんまん効果」で観光客の増加を見越して、いろいろなところに新しい施設を作ったんですね。

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