3月31日に貞光とかずら橋周辺を散策

3月末に主人の友人が九州からおみえになりました。

ほんとは祖谷の温泉にでも泊まりたかったようですが、祖谷の温泉はいつも混んでいそうなので、ネットでたまたま見かけた貞光の古民家の宿に泊まりました。

これがなかなか面白くてよかったです。

翌朝は貞光の街並みを散策し、その後かずら橋に移動し、周辺を少し散策しました。私としては山野草を見ることができてラッキーでした。

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↑古民家宿は2階が宿泊スペースになっていて、南向きの窓からは剣山が見えると謳っていましたが、実際は見えないのではないかと思いました。

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↑止まった宿の屋根の下にこれは鏝絵の一種でしょうか。

内子などでは豪勢な鏝絵を見かけますが、この屋根は新しく葺き替えたようなので鏝絵も最近のものなのかもしれません。

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散策に出かけようとしたら、古民家宿の庭にソウシチョウがなぜかいました。

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ケガでもして動けないのかと思ったら、しばらくして飛び立っていきました。

最近、どんな山に登っても、ソウシチョウの鳴き声を良く聞きます。

外来種の鳥ですが、それほど沢山増えているということかもしれません。

綺麗な鳥なんですけどね。

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脇町のうだつは有名ですが、貞光もまたうだつの上がる街です。

↑これは鯉の滝登りの図柄?

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↑こちらは松に鷹でしょうか。

どちらも勇壮な雰囲気がありました。

街並みはコンパクトで、平日でしたが、朝も静かな雰囲気です。

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落ち霜桜満開の頃で、周囲の山々は桜に彩られてピンク色です。

徳島らしく、山の上の方まで民家が見えていました。

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↑町のはずれ辺りにこんな道標が立ってました。

昔の剣山への道の始まりなんですね。九里八丁とは今の距離で換算すると38キロぐらいらしいです。

宮尾登美子さんの「天涯の花」を読んだ時、主人公が確か2日かけて貞光から見ノ越迄歩くというように書いてあったと思いました。

昔の人はここから2日がかりで剣山に詣でたんでしょうね。

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↑お昼には移動してかずら橋へ。

道中、どこもかしこも桜が見事でした。

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かずら橋を渡ったなんて30年ぶりいや、もっとで40年以上ぶりだったかな。

結婚してすぐの頃でしたから。

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端を渡る途中に見える光景です。

山登りを復活したら、このぐらいの景色はしょっちゅう見るようになりました。

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かずら橋近くの琵琶滝で、思いがけず山野草が見られました。

↑まだ咲いてないけどシコクチャルメルソウ

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↑滝とヤマブキの花一輪

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毎年おように見ていたシロバナショウジョウバカマは今年は見てなくて今頃になって、見られましたが、もう色が変わってました。

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苔の上でマルバコンロンソウが良い雰囲気でした。

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↑タチネコノメソウかな

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↑シロバナネコノメソウもありました

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↑もじゃもじゃの毛があるシロバナネコノメソウ

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ムラサキケマンは自宅に生えたのは片っ端から抜きますが、野山で見るのは一応撮影します。

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↑アケビは咲いているのを見たのはこの日が初見だったと思います。

この後、クーポン券でお土産を買った後、紫雲出山に夕方に登ることになりました。

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