県境歩き第二弾で東山峠~大川山~琴南公民館、その1、東山峠はどこ?
11月第3週は結局、山歩きを3回、花散策を1回という強行スケジュールでしたが、翌第4週はまずまず平常な生活となりました。とはいえ、11月27日の日曜日は孫の七五三で孫に着物を着せてやるという約束をしていたので、山に行けるとすれば26日の土曜日になってしまいます。
Rさんと連絡を取って26日に県境歩きの続きをすることになりました。雲辺寺~猪の鼻峠は去年歩いているので、順序からいうと猪の鼻から東に歩くわけですが、ここには登尾山という一等三角点の山があり、高知のAさんに前々からそこを歩くなら同行をお願いしますと頼まれていました。ところが26日はAさんのご都合が悪いようで、変則的ですが、登尾山の区間を飛ばして東山峠から大川山までを歩くことになりそうです。
問題は車のデポをどこにするか?ですが、それは前日には決めず、とりあえず、琴南公民館に7時集合と決まりました。
↑結局、この日は東山峠から大川山まで歩き、大川山から琴南公民館まで下ってくることとなりました。
公民館に私の車をデポし、Rさんの車で東山峠へと向かいます。
公民館から438号を北へと引き返すとファミマの傍から西へと伸びている中讃南部広域農道に入ります。この道を走り間もなくすると県道4号に出合うので、塩入方面へと左折します。あとは県道4号をどんどん南へと走れば東山峠のはずです。
途中で上下二車線の道路が狭い道に変わります。
私はこの道を過去2回ほど徳島側まで走ったことがあるので、初めてではないですが、10年ぶりぐらいでした。
山道なのでくねくねと思ったより長い間登っていきます、
途中、コナラなどの紅葉がなかなか見事で、ドライブで紅葉見物に走りに来てもいいなぁなんて考えていると、どうやら峠らしきところを通過しました。
↑徳島に入ったらしいので、ここが峠だと思うのですが、Rさんが「東山峠と書かれた道標があるはずだけど、見当たらないからもう少し向こうではないのかな?と。
いやまぁ、峠はここだと思うけど、まぁ、それならもう少し行って見る?ということで下ることしばし。
後は下る一方で、どう考えても、そんなに下ったところが峠とは思えないので、路肩の広いところでUターンして引き返しました。
ということで、↑の画像は引き返して撮影した東山峠付近の県境標識です。
撮影時刻は8時14分。
なんとなんと、「東山峠」という道標は小さくてしかも奥に引っ込んでいたので、車で走りすぎると見えなかったのでした。
峠の西側にこの道標がありました。
峠の香川側に路肩の広い場所があり、邪魔にはならないので、そこにRさんの車を駐車しました。
峠の東側にはお馴染みの「阿讃縦走コース」の札がかかっていました。
Rさんは周辺の様子を撮影していますが、私は一足先に縦走路に足を踏み入れました。
六地蔵越みたいにいきなりの急坂というわけではなく、緩やかな登りから始まります。
少し上に見えているのが尾根のようですね。
少し遅れてRさんも登ってこられました。
歩き始めは8時15分です。
結局、15分程度のタイムロスで済んだようです。
あっという間に尾根に出て、徳島側が良く見えます。
向こうの方に前の週にも見た中津山などが見えているようです。
阿讃山脈の徳島側の斜面が良い色に染まってます。
どこからともなく、トランペットの音色が聞こえてきますが、あれは高校生の吹奏楽部の子が吹いてるんでしょうか。里では騒音で迷惑なので、山の方に練習に来てるのかも・・・
それにしてもかなり離れていると思うのですが、よく聞こえてきて、その後もしばらくは聞こえました。
もう終わったかと思ったコウヤボウキの花が一輪。
道沿いには低木が生えていて歩きやすい道です。
8時29分、この日最初の三角点が見つかりました。
まだ歩き始めて15分も経っていません。
↑点名は「八丁」
前の週に続いて、ここでもキティさんのプレートがアカマツの木につけてありました。
↑この日のログです。
東山峠は標高650mほどあるようで、最初の三角点は標高677mほど。
その後も急登というのはほとんどないようで、最後の大川山の尾根の直登ぐらいでしょうか、急登は。
前の週も見かけたタカノツメの黄葉です。
コシアブラなどと同じ仲間のウコギ科ですね。
稜線ばかりを歩くわけではなくトラバース気味に道がついています。
それほど大きな木もなく落葉しているので、天気が良ければ明るい道だろうと思います。
落ち葉を踏みしめながら歩きます。
やがて、奥の方がちょっと鬱蒼としている気配になりました。
と思ったら、植林帯に突入です。
傾斜はほとんどなくて、この調子ならすぐに距離が稼げそうですね。
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