ササユリと素麺を楽しんだ堂ヶ森、その1、ひたすら登る
2017年に念願だった堂ヶ森のササユリ山行に行きました。
ずっと見たいと思っていた堂ヶ森のササユリでしたが、とても素晴らしかったので、もう一度行きたいという気持ちがここ数年強くなっていました。東赤石でばったりお会いしたyamap仲間のばんぶうさんからも花散策登山に一度ご一緒しましょうというリクエストがあったので、ササユリ山行にお誘いしたところ、すぐに話がまとまりました。
いつもの山仲間のAさん、Rさんももちろん同行されます。
山行の日にちは7月10日の日曜日に決めました。
天候がなかなかはっきりしなかったのですが、どちらかと言えば日曜日の方が良さそうです。
保井野から登るのはAさんもRさんも初めてとのことです。健脚のばんぶうさんは保井野から弥山をピストンされたそうですが、この日はササユリを堪能する予定なので、もちろん、堂ヶ森まで行ってササユリを見られさえすれば、目的達成ですね。ばんぶうさんには歩き足りないでしょうけど、そこは私たちに合わせていただくとします。
集合場所もいつもと勝手が違って、ちょっと悩みましたが、結局、加茂川河畔のトリム公園?に集合としました。何しろ、高知から来られるAさん、香川から出向くRさんと私、新居浜から来られるばんぶうさん,誰もが集まりやすい場所を選ばないといけませんから・・・
↑この日、堂ヶ森山頂直下から眺めたササユリと鞍瀬の頭方面です。
標高の高い笹原で咲くササユリは一際気高く見えますね。
当日の7月10日は、私とRさんは丸亀に5時10分に待ち合わせ、Rさんの車に乗せてもらい西条へと向かいます。
ばんぶうさんとは先に某コンビニで待ち合わせ、それから一緒に加茂川の河川敷に向かいました。
Aさんはかなり早くから来られていたので、ずいぶんお待たせしてしまいました。
この日は別々にっても良かったのですが、一緒の車で行くと山行前にお互いが馴染むだろうと思い、Aさんの車に乗り合わせ、保井野目指して出発しました。案の定、車の中でも話が弾み、ばんぶうさんもすっかり私たちに打ち解けて、あっという間に保井野に着きました。
↑7時47分、保井野登山口をいざ出発です。
登山口には簡易トイレや、手が洗える流しやベンチなど設置されています。
↑振り返るとこの日の保井野の駐車場。
「マムシに注意」の看板が健在でした。
登り始めて間もなく、Aさんが何やら撮影されてます。
こちらも覗き込んだら小さな花です。
ガガイモ科のオオカモメヅルだそうですが、こんな小さいのにオオがつくの??
自分のブログ内を検索したら、中津明神でも一度見ていました。
そのときもAさんに教えていただいたからわかったけど、一人では絶対に気づきませんね。
そのすぐ後でももう1株あり、こちらの方が本来の花らしいです。
ヤブコウジの花も咲き始めています。
最初は牧場跡地の横を通るようで、柵の横を登っていきます。
オオバのトンボソウみたいですが、蕾でした。
残念。
この前まで花を見ていたトチバニンジンももう果実になっていました。
果実が赤くなるまではもう少しかかりますね。
8時24分、分岐があって、どうやら相名峠に向かう道との分岐です。
少し上がったころから、ユキザサがたくさんありました。
そうそう以前来た時もユキザサが多くて驚いたのでした。
秋に来ると赤い実が可愛いんでしょうが、実だけ見に来るには遠いかな(^^;)
杉の枯葉の中ではサイコクサバノオが鯖のしっぽみたいな果実をつけてました。
これはフッキソウの群落。
根で増えるんでしょうか、びっしりと生えていました。
Aさんがヒョウタンボクだねというので、見てみると、ほんと果実がついています。
調べるとヤマヒョウタンボクのようですが、レッドらしいです。
でも、ここではちょっとした群生でした。
8時46分ごろ、ちょっとした谷に差し掛かりました。
後ろからどなたかがやってこられたので、振り返ると、登山口でお会いしたヤマキヌさんコンビでした。
久しぶりなので、しばしお話が弾みます。
ヤマさんは大きなザックを背負われてトレーニング山行のようですが、キヌさんはお花がお好きなのでササユリがお目あてなんですね。
御一緒にと言われましたが、あまりにゆっくりペースに付き合わわせるのはお気の毒なので、先に行っていただきました。
また山頂でお会いできるでしょう。
その後も、たまにイチヤクソウなど咲いてますが、あまり綺麗に咲いた個体がありません。
これはオオキヌタソウの果実かな?
この前の週にキヌタソウの花を見たばかりでしたが、花期が違うんですね。
Aさんがキツリフネを見つけてくれたので大喜びです。
何しろササユリが出てくるまでは咲いている花が乏しいコースです。
ばんぶうさん、ジュニアさんと同じく、この辺りで花の名前にパニクり始めたようです。
花は少ないですが、緑の自然林が美しく、秋に来たら紅葉が綺麗だろうなと思える道をひたすら登ります。
こんにちは。ササユリが綺麗に咲いていましたね。当地では自生は見られません。オオカモメヅルはコバノカモメヅルよりも小さいのに名前は『?』です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年8月 4日 (木) 18:49
多摩NTの住人様、こんばんは。
ササユリはあちこちで見ましたが、やっぱり長い登りを登った後で見る花は
いっそう綺麗に見えますね。
白山のササユリも綺麗でした。
関東ではササユリの代わりにヤマユリが咲きますね。
ササユリは毎年見たいですが、ヤマユリもたまには見たいです。
一度、メールをお出ししようと思いますので、次回、アドレスを書き込んでくださいますか?
投稿: keitann | 2022年8月 4日 (木) 22:40