キレンゲショウマのお花見そして次郎笈へ、その3、いろいろな花が咲いている
いよいよキレンゲショウマ自生地まで下ってきました。
人は少なかったのですが、群落の前で三脚を構えて撮影してらっしゃる方がいらっしゃったので、撮影が一段落するまで待って、私も撮影しました。
↑もう何年も見に来ている花ですが、いまだにどんな風に撮ったら魅力が引き出せるのかがよくわかっていません。
8月に入ってかなり経つので、花は見ごろと言ってよいようでした。
何より人が少なくて、じっくりと見られたのは久しぶりで嬉しかったです。
いつぞや、台風直後の剣山に来たこともありますが、その時は貸し切りでしたが、今になって考えると無謀ですよね。でも、台風直後でも登山道は何の支障もなく歩け、自然の森の吸水、保水の力に驚いたものでした。
まぁ今のような豪雨が降る以前でしたが・・・
ネットが入ってしまいましたが、ツルギハナウドは私が見てすぐにわかるセリ科の数少ない花の一つです。
ギンバイソウも見ごろで剣山のものはピンクが綺麗です。
アキチョウジにはハチがやってきて、愛嬌をふりまいてくれました。
キレンゲショウマの中であまり目立ちませんが、キツリフネも咲いています。
遠目に、チョウセンナニワズの赤い果実が見えました。
これは四国カルストでも見ています。
その後、別場所ではもっと近くで見られました。
剣山周辺ではあちこちで見るように思います。
ヒメフウロは石鎚では見かけませんが剣山ではよく見る花です。
小さくて愛らしいフウロですね。
嬉しかったのはソバナがたくさん咲いていたこと。
ソバナはもともと好きな花ですが、この場所で見たのは15年ぶりぐらい?
高校時代の友人と二人で来た時にこの場所で咲いていた記憶がずっと残っていました。
時期的にあまり早く来ると咲いてないので、今回はちょうどよかったようです。
ほかではあまり見られないかと思ってましたが、意外とこの後もちょくちょくと見かけました。
テンニンソウも剣山では大群落をつくっていますが、これも意外と花の時期には来ないことが多く、久しぶりで見ました。
時期を変えて訪問するのはやはり大切ですね。
愛媛から来られたという若い女性に花の名前など教えてあげながら歩いていたのですが、何やらうえのほうでソウシチョウがおしゃべりするようにさえずっています。
直ぐ近くのカエデの木を見上げると・・・・
↑いましたよ。ソウシチョウが
首のあたりが黄色いので間違いないようです。
それにしても、最近はどこの山に行ってもソウシチョウのさえずりを耳にします。
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